褥瘡対策診療計画書

日常生活自立度判定法

日常生活自立判定表 (自力で病室から出られない患者様が対象です)
B 1日中ベッド上で過ごすが、座位は保てる。
B1 車椅子に移乗し、食事排泄はベッドから離れて行う。
B2 介助により、車いすに移乗する。
C 日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替えにおいて介助を要する。
C1 自力で寝返りを打つ。
C2 自力で寝返りを打てない。

褥瘡予防対策診療計画書には上のような日常生活自立度判定法がついています。順を追って説明しましょう。

1:現在、褥瘡はありますか?
はい いいえ

褥瘡発生(持込)報告書
依頼表 (主治医→形成外科医)
危険要因判定経過表へすすむ


2:過去に、褥瘡はありましたか?
はい いいえ





看護計画で厳重な予防策の
付加が必要です。

3:入院後歩行可能ですか?
はい いいえ
予防計画書は不要。記録に残す。 自立度:B1,B2,C1,C2の判定へ

寝たきり自立度を判定しましょう。
日常生活自立度
車椅子に移乗しますか?
はい いいえ
B C

食事、トイレは車椅子すか?
はい いいえ
B1 B2
寝返りが出来ますか?
はい いいえ
C1 C2



障害老人の日常生活自立度 (寝たきり度) 判定基準 (抜粋)
生活自立 ランクJ 何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する
1 交通機関等を利用して外出する
2 隣近所へなら外出する
準寝たきり ランクA 屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない
1 介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する
2 外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている
寝たきり
ランクB 日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ
1 車椅子に移乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う
2 介助により車椅子に移乗する
ランクC 1日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替において介助を要する
1 自力で寝返りをうつ
2 自力で寝返りをうたない

「障害老人の日常生活自立度 (寝たきり度) 判定基準」の活用について
(平成3年11月18日 老健第102-2号) 厚生省大臣官房老人保健福祉部長通知





上の表よりB1・B2・C1・C2の判定をし褥瘡予防対策診療計画書(自立度+危険要因半定評)に書き込みOHスケール判定へ進みます。

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